双子出産

出産予定日4日前に緊急帝王切開

朝、左股関節痛(男の子の頭の方向)とお腹の張り、右肋骨痛(女の子の足の方向)があり先生に内診してもらうと子宮頸管が8ミリと短くなっていました。
前駆陣痛が始まっていました。
このままだと自然分娩になってしまうと先生から説明があり緊急帝王切開が決まりました。
「これからですか?!」心の準備ができていなかったので驚きました。
夫と娘が駆けつけてくれ、不安そうな娘とタッチし11:30手術室へ入室。


手術中お腹が見えない様に胸の前にタオルがかけられて、背中に麻酔を何度か注射され、両足の強い痺れと頭のぼーっとする感覚がありました。
酸素マスクと色んな装置が身体に付けられました。
「これから〇〇(フルネーム)のDD双児の手術を始めます」と帝王切開が始まりました。
お腹を切られている感覚はなく、機械の動くウィーンという音やジュルルル〜と吸っている音が聞こえ、なんだかよく分からないけどとにかく気持ちが悪い。
「はい、押しますよー、1人でます」

「12時6分1人目」しばらくするとオギャーと小さな泣き声が。
「はい、押しますよーもう1人でます」

「12時6分2人目」もう1人の赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。

母子手帳に記入された出産時刻は同じです。

数秒の差で産まれました。
小さな赤ちゃん達を見て涙が溢れました。

一過性多呼吸で酸素マスクを着けている男の子 体重約2200g
胎児発育不全と言われていた女の子 体重約1600g


赤ちゃん達は一目見た後、即NICUへ。
私は麻酔の効いた重い身体で縫合処置の後手術室全員でベッドに乗せられ手術室を後にしました。
長女は私の様子がいつもと違う為不安そうな顔をしていました。
一瞬だけど双子見たよ!と夫と娘からの報告を聞いて病室へ戻りました。


薄暗い部屋でモニターが付けられ、酸素マスクがつけられ、点滴を受け、足にエアポンプが付けられ「今の痛みは1〜10でいうとどのくらいですか?」と何度も聞かれました。
そこからはひたすら帝王切開後の痛みとの戦いで痛くなっては痛み止めの点滴を入れてもらいました。
2種類の痛み止めを交互に入れてもらい一晩中痛みに耐え朝を迎えました。

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