ヘトヘトをワクワクへ

ブログ開設経緯

毎日子供が中心の生活、本当に本当にお疲れ様です。

このブログは私たちが少しでもヘトヘトをワクワクへ変換できる様に、気楽に子育て出来る様にと思い開設しました。

そして試行錯誤してきた記録が誰かのお役にたてたらいいなと思っています。

自分のことは自分でしなさい、出来ることは自分でやりなさい、人様に迷惑をかけてはいけないと育てられてきました。

そして、私も子供に同じ事を言ってしまっています。

でも本当は人に頼ってもいいし、迷惑だってかけてもいい、大変な時はSOSをあげていい。

逃げてもいい。

でもそんな事を言ってくれる人は身近にはいませんでした。

そしてSOSを出した場合、受け止めてくれる場所、人を知りませんでした。

育児もそう。

自分の産んだ子供は自分で育てる、出来ることは自分が全てやる、子供が人様に迷惑をかけない様に気をつける、そんな子育てを今もしてしまっています。

本当は頼りたい、SOSを出したい、そんな気持ちを持ちながらです。

心のどこか深い所に、親や先生から言われてきた言葉が刻まれている様です。

同級生に双子と三つ子

私の住んでいた町の小学校には同じ学年に双子も、三つ子もいました。

3クラスあるうち三つ子は1組2組3組と割り振られ、双子も別々のクラスでした。

親が呼び出される様な問題もなく普通に過ごしていました。

三つ子には2つ上にお兄ちゃんもいました。

双子のお母さんの顔は覚えているのですが、三つ子のお母さんの顔は出てこないのです。

学校行事でも見かけた事はなく、それぞれの子供の対応で忙しくよその子供や親同士の関わりがなかったのかもしれません。

職場で考えた事

今私はクリニックに勤務しており在宅診療部門の事務をしております。

そこで高齢者の方の在宅医療体制を知りました。

ざっくりいうとこんな感じです。

ご高齢者の方がいよいよ生活がままならなくなった時、ご本人又はご家族が地域の相談窓口(地域包括支援センター)へ相談に行きます。

相談後に支援や介護が必要と判断された場合は介護認定を受けるように話がすすみます。

主治医がいたら主治医に今の状況を伝え、主治医の意見書を作成していただきます。

並行しご自宅へ調査員が訪問。

現状何に困っているか助けてほしい事など聞き取り調査をし、主治医の意見書と調査内容をもとに認定会議が開かれ、要支援や要介護等といった介護認定を受けることになります。

これは何のために行われるのか。

QOLを上げるためだと思います。

QOLとは、「Quality of Life(クオリティ・オブ・ライフ)」の略称で、日本語では「生活の質」などと訳され、「生きがい」や「満足度」という意味があります。 QOLの評価は、人が人間らしく満足して生活しているか、自分らしい生活が送れているか「生活の質」を評価する概念です。

QOLとは 生活の質を表すQOLの意味とQOL評価法の基礎知識 – お役立ち記事|個別機能訓練加算・LIFE提出ならリハプラン (rehaplan.jp)

介護認定が行われた後はケアマネジャーにより一人一人の生活環境や家族構成、そしてご本人の意向に合わせたケアプランが作成されます。

それをもとに医療機関をはじめとした各関連事業所との連携やサービスの提供等の実際の支援が始まっていきます。

なぜこれが産前産後や育児の段階で行われないのだろうと思いました。

多くはありませんが実際行っている市町村はあると思います。

奈良県のホームページの中に子育て世代の支援プラン策定のためのガイドラインを見つけました。

人生の最終段階でのQOLも大切ですが、現時点からQOLを意識した生活は終末期に大きく影響を与えるのではないかと考えています。

情報発信で疲労を軽減したい

多胎児家庭をはじめ、子育て中の家庭はみんな疲れています。

できる事は自分で、自分が頑張れば、迷惑をかける事はいけない、頼ってはいけないと無理をして限界スレスレで生活している気がします。

テンションのかかった糸がプツンとなる前に助け合える関係を築きたいのです。

これは今子育てで悩んでる方に向けてのブログなのですが、介護にも通じる問題であると思っています。

頑張りすぎてしまったがゆえの問題や息抜きできない状況、認知機能低下への対応、家族だから、今まで世話になってきたからと介護も一筋縄ではいきません。

長女と双子の子育て真っ只中、当事者である私が今できる事はブログで情報発信していく事だと思いました。

すぐに何かを企画する、運営する等といった事は難しいかもしれませんが、少しずつ動いてヘトヘトをワクワクへ変えていきたいと思います。

そしてSOSを出せる場所や環境を探していきたいと思っています。

多胎児のお母さんがベビーカーを押している時に思うのです。

少しでも楽になる様にしてあげたい」と。

コメント

タイトルとURLをコピーしました