アンガーマネジメント講座へ参加しました

公民館で大人向けアンガーマネジメント講座があると知り参加してきました。

アンガーマネジメント、本やネットで調べてはいましたがと、実際に先生の話を聞き、最近のイライラした事を元にワークをやってみると、ストンと自分の中に落ちる様な感覚がありました。

私が最近イライラした事

①長女が宿題を言われるまでしない、音読しても早口でボソボソと適当に読む

②長女がロディに立って乗りながら歯ブラシをしていた

怒りの仕組み

怒りの仕組みはライターの構造と似ているそうです。

怒りのもととなる燃料があり、「こうあるべき」という自分の理想や価値観が裏切られた瞬間に着火スイッチが押され、火がつく。

怒りの燃料となるのは、ストレス、疲労、空腹、眠い、焦り、悲しさ、虚しさ、苦しさ、辛さ、不安等といったマイナスの状態やマイナスの感情。

過剰にイライラしない様にするには2点だけ気をつければ良いという事を学びました。

1「べきを見直す」

自分とは違うけど相手にも相手の理想や価値観=相手の「べき」がある

2「マイナスの状態を減らす」

ライターも燃料が無いと燃えない様に燃料がなるべく少ない状態=ストレスが少なく機嫌がいい状態にしておく

私は日々の忙しさからイライラガス満タンです。

だからそこまで怒る必要のない事で子供を叱ったり、夫婦喧嘩が多かったんだなぁと気がつきました。

怒り方は模倣

長女が次女に怒っている怒り方をみて、私と似てるな、と思っていました。

怒り方は、自然と周りにいた大人の怒り方をみて模倣して学ぶそうです。

私は祖父母と同居でキレやすい父親と家事と仕事で子供に構っていられない程忙しい母親に育てられました。

父親は怒ったら手がつけられない。

母親は仕事が忙しく帰ってこない。

そんな家庭で育ってきたので、私も怒りやすいタイプだと自覚していました。

その為子供が産まれたら手をあげないようにしよう、あまり怒らないようにしようと考えていました。

しかし、現実は思うようにいかないですよね。

私に怒られてソファーの後ろで震えていた息子をみて怒りすぎてしまったと反省しました

些細なことでカーっとなり本能のままに怒っています。

自分の父親と一緒です。

子供も本能のままに怒っています。

そこで子供の怒りは何歳から芽生えるのかなと疑問が湧きました。

今、双子は3歳で思い通りにいかないと怒ったりケンカするし、漠然と2歳頃からかな、と思っていたら、怒りの感情は生後6ヶ月頃からだそうです。(厚生労働省「お母さんと子どものコミュニケーションのために」より

思ったより早い。

生後6か月。この頃君たちは怒れる赤ちゃんだったのか〜

今まで沢山怒ってきたけど、私の怒り方をまねしないで欲しいと思います。

ご先祖様から受け継がれた怒り方を見直したいと思いました。

アンガーマネジメントの実践

6秒ルール

怒りが沸いても6秒間反射しない

6秒が過ぎると人間の理性が働くというのです。

その6秒間の過ごし方なのですが、怒りに尺度をつけてみる

穏やかな状態が0、人生最大の怒りが10。自分で感じた点数をつける。

今の怒りは何点だったかな?

と考えるとあっという間に6秒が過ぎます。

思考のコントロール

腹が立ったことは3つのいずれかにに分けてみる

1.許せるゾーン(自分のべきと同じ)
2.まぁ許せるゾーン(自分のべきとはちょっと違うけど許せる)
3.許せないゾーン(自分のべきとは違って受け入れられない、許容できない)

2.まぁ許せるゾーンを広げて、機嫌の良し悪しで変えない様に一定にしておく事が大切だそうです。

機嫌の良し悪しで2のゾーンが移動したら機嫌が悪いから怒ってるんだ、と思われ本質的な事が伝わらないからです。

そして怒りの境界線を相手に見せる事が大切

こんな事をされたら私は怒るよ、と伝えておくこと。

行動のコントロール

怒りに点数をつけ、分類し、怒らなければならないと判断したら行動のコントロールが必要になってきます。

怒る相手は大体大切な人

大切な人だから相手にとっても自分にとっても良い方法は何だろう?と考えること。

ビッグクエッション

自分にとっても相手にとっても長期的にみて健康的な選択になっているだろうか?

怒ることも多かったけど、夫婦間では我慢をしていることも多かったのでこれが心に響きました。

怒らず我慢するのは健康的なことなのかな、と。

アンガーマネジメントとは怒らない事を目指しているのではなく、怒って後悔しない様に怒りの感情と上手に付き合っていく事を目的とした心理トレーニングだと教えて頂きました。

イラっといたら6秒間に怒り点数をつけ、どのゾーンの怒りか判断し、怒るべきことは上手に怒っていこうと思います。

最近のイライラした事に対する私のアンガーマネジメントワーク

①「長女が宿題を言われるまでしない、音読しても早口でボソボソと適当に読む」

宿題は言われる前にやるべき

宿題はきちんとやるべき

怒り点数 2点

まあ許せるゾーン

(言われてからだけどやり始めたし、適当に読んでたけど宿題としてはやってた)

言葉かけの方法を変えてみようかな、

音読の方法も調べてみようかな

②長女がロディに立って乗りながら歯ブラシをしていた

歯ブラシは喉に刺さったら危ない

座ってするべき

怒り点数 5点

許せないゾーン

(転んだら危険、双子が真似したら危険)

怒る

(なぜ怒ったのか、どういう危険があったのか伝える)

同じことをしてもよその子に対しては冷静な判断ができるのになぜ自分の子どもに対してはイライラするのか。

それは自分の子どもに対しては理想をもっているからだそうです。

アンガーマネジメントが奥深いと感じるところは出来事があり、怒りの感情がわく、その表出した感情の裏側に個々の悲しみや辛さ、心配等の別の感情が潜んでいることだと思うのです。

自己ケアとして怒りの裏側に隠された感情に目を向け消化していく。

自分と向き合うのは大変なことだけど大人になっても成長を感じます。

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