妊娠8ヶ月
家族旅行
本当は良くないと分かりつつ自転車も乗っていました。
そうでもしないと片道15分かかる娘の保育園の送り迎えが大変でした。
産前最後のキャンプへいったり、長女のお誕生日には吉祥寺で沢山遊んだり、家族旅行へ行ったり毎日が夏休みの様に動きすぎたせいか、妊娠8ヶ月中頃の検診で切迫早産(子宮頸管長2.1cm)で自宅安静になってしまいました。
切迫早産
本来、子宮頸管が2.5cmを切ると管理入院なのですが、自宅安静を約束できるならと入院は免れました。
お腹も大きく日に日に動くのが大変になり、寝ていても寝返りをうつのが大変でした。
上を向いて寝ると内臓が圧迫される苦しさがあったので横向きで寝ていましたが、横を向くとお腹の中の赤ちゃん達も同じ方向に傾くのでお腹の皮が引っ張られて辛くお腹の下にタオルケットを挟んで寝ていました。
自宅安静で動けなくなった事で体重が増加傾向になり食事に気をつける様に言われました。
自宅安静中は保育園の送り迎えも夫が仕事を調整し頑張ってくれていました。
妊婦面談
妊婦面談で助産師さんが自宅へ訪問して下さいました。
「ご主人様は協力的してくれそうですか?産後手伝いに来てくれる方はいますか?」等聞かれました。
自宅安静だったので家族以外の方とお話しできる事が嬉しかったです。
妊婦面談で頂いた2冊のカタログギフトをみて何にしようか悩むのも楽しかったです。
妊娠9ヶ月
動くと産まれそうと思うほど2人分の重力がかかり数メートル歩くのもやっとでした。
外出に着れる洋服もワンピース2着しかありませんでした。
お腹の張りが強く妊婦検診も週1で指定されて毎回毎回管理入院を勧められていました。
娘と長期離れてしまう事に不安があり管理入院はせず、なんとか自宅安静で出産まで持たせたいと先生へお願いしていました。
ただ万が一、更に子宮頸管が短くなっていて自宅安静ではなんともならない場合もあると思い入院セットを持参して妊婦検診へ向かっていました。
自宅安静の甲斐あって妊娠9ヶ月の検診で子宮頸管が2.5センチに伸びたと言われ入院を免れました。
妊娠9か月目からは早産予防に子宮収縮抑制薬と鉄剤が処方されました。
出産予定日の決定
先生から出産予定日の相談があり、正産期に入る37週に入ってすぐの出産を提案されました。
赤ちゃん達が産まれて来たいタイミングで産みたい、という気持ちもありました。
ただ、羊水の量や赤ちゃん達の成長具合を考えても早めに帝王切開で出して保育器で育てた方がいい場合もあると言われ先生から提示された日にちを出産予定日と決めました。
実家の母へ産後お手伝いの依頼
出産予定日が決まった事で実家の母へ産後に手伝いをお願いしたいと連絡を入れました。
私の妹も妊娠中で実家に3歳の孫もいる事から2週間だけならと妹とスケジュール調整し日にちを決めました。
これには後悔しています。
単胎同様に産後すぐサポートが必要だろうと安易に考えていました。
ところが母が手伝いにきてくれた時、赤ちゃん達はNICUへ入院しており、母が帰った後に退院してきたので、手伝って欲しい時に母は帰ってしまっていたのです。
妊娠10ヶ月
胎児発育不全(FGR)
切迫早産と言われ続けていましたが、遂に女の子の成長が成長曲線から大きく外れてしまい、羊水も少なくなっていると指摘されました。
胎盤と臍の緒のついている位置が悪くうまく栄養が送られていない事が原因だと言われました。
胎児発育不全(FGR)と妊婦健診用紙に記載がありました。
推定1714g。
そのため検診の数日後に入院する事になりました。36週に入って4日後の事です。
左に男の子、右に女の子、どちらかといえば女の子の方が良く動いているので元気でいる事は分かりましたが心配でした。
女の子の成長が伸び悩んでいると聞いて、私にできる事はないかと沢山食べました。
栄養が赤ちゃんへいく様にと。
私がどんなに食べようが赤ちゃんの成長にはあまり関係なかった様なのですが赤ちゃん達のためと思い頑張りました。
その時の贅肉が未だに胴回りに残っています。
お腹ははち切れそうな程大きく、お腹の皮が引き伸ばされ妊娠線が痒く、どんなにクリームを塗っても防ぐ事はできませんでした。
管理入院
夫に送られ保育園へ行く娘を見届けて、入院に必要なものを再確認し、公立昭和病院へ向かいました。
手続きを済ませて入院しました。
病室は管理入院の必要な人が集められた4人部屋でした。
ノンストレステストをし赤ちゃん達が元気でいる事を確認しました。
入院病名は何になるのか気になり聞くと看護師さんから胎児発育不全(FGR)であると告げられました。
体が重く動く事が辛かったし、赤ちゃん達のことが気がかりであったので入院することで安心できました。
翌朝、妊娠高血圧症で入院されていた斜め向かいのベットの方が血圧が下がらないという事でこれから出産します、と先生から言われ「これからですか?!」という声がカーテン越しに聞こえてきました。
翌日、私も同じ状況になるとは思ってもいませんでした。
赤ちゃんが小さいため2人ともNICUへ入院になるだろうという事で、どんなところか見学に行きました。女の子が1週間経っても成長に変化はなく、予定通りの日程で帝王切開しましょうと決まりました。
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